城山刃物製作所

 切れる包丁は何丁持っていてもいい

と自分に言い聞かせている僕です。

YouTubeにも自分が使っている包丁を紹介している動画が転がっていますよね。
僕自身もそれなりにこだわりの包丁をいくつか持っているわけでして。
僕も動画撮ってマイコレクションについてダラダラと語りたい気持ちがあります。


いろんな包丁集めて比較してみたい

包丁好きな人は持っている包丁それぞれにこだわりポイントがあるんですよ。
ただ単に切れ味を追求するんじゃなくて、刀身の厚みとかさ。バランスとかさ。切れ方とかも大事なんですよね。
切れ方についてはなんていうのかな。スパっと切れる、スッと切れる。の違いみたいな?あと身離れっていうの?切ったときに食材がくっつきにくいとか。そういうの。

同じ鋼材を使った包丁で各メーカーごとの切れ味比較なんてやってみたいですね。
研ぎ師の違いとかさ。
同等ランクの鋼材で切れ味比較とかさ。



今回は城山刃物

ネットで調べても情報が多くないんだけどね。大阪堺市の刃物メーカーさんです。
城山刃物は小売りではなく本職の料理人のオーダーがメインの刃物メーカーだとかなんとか。知らんけど

だので、基本的には直販オンリー。
フェイスブック・インスタ・ヤフオク・メルカリで直接購入できます。
ラインナップはそれぞれのサイトで確認できますので気になる方は検索してみてください。


んで。
先日インスタに城山刃物の比較的庶民向けシリーズがセールとのことで、DMを送り購入することにしました。
城山洋包丁シリーズ。7寸の牛刀ですね。

使用鋼材は愛知製鋼のステンレス鋼材10A
武生のVG10や日立の銀三と比較されるランクの鋼材ですね。
いわゆる高級鋼材の部類です。

鋼材の種類について、ついてこれない人は置いていきますよ~


7寸=21cm
21cmで10A鋼材の牛刀が鞘付き送料込みで15,500円(去年の12月に12000円で売っていた涙目

今回のセール価格はよその包丁より1000円くらい安い程度のお買い得レベルだから、超安い!ってわけじゃないんだけど。

城山刃物は鏡面磨きや伝統工芸士の研ぎや刀身が薄い柳葉包丁が有名なんですよ。

この洋包丁シリーズはガチラインとは別物なんだろうけど。

でも、なんていうのかな。そういう職人向けのを作っているところであれば、廉価シリーズといえど大量生産のそれとは違うのではないか。品質は期待できるのではないか。
そう考えてしまうんですよね。期待値が高いんですよ。

他所のメーカーよりもお買い得価格で購入できて、切れ味等は他所よりも期待値が高いってハナシ


今メインで使っているのはモリブデン鋼を使った和 Nagomiってやつ。ふるさと納税で確保した三徳ね。
サイトには440Aモリブデン鋼って書いてありました。

ツヴィリングのはオリジナル鋼材でFC61ってやつも持っていて、切れ味は文句なしなんだけど、24cmで取り回しが悪いから出番少なめ
嫁さん用に高村のスーパーゴールド(これはとんでもなく切れる

研ぎスキルの問題なんだろうけど。鋼系やスーパーゴールド・FC61の包丁を使うと、モリブデン鋼の使い心地はイマイチなんだよね。
そりゃホームセンターで売っているソレに比べれば切れ味はダンチなんだけど。

ともかく。メインの三徳はモリブデンなのでそこから脱却したい自分がいるわけです。
まーあれよ。黒毛和牛食べたらオーストラリア産の牛肉は食べるのが億劫になるみたいな感覚に近いです。

今使っている440Aと今回購入した10Aを位置づけに関して、愛知製鋼のサイトにグラフが掲載されていたので貼っておきます。
切れ味でいうと10Aの圧勝ですね。錆びにくさでなら440系。


送金後、すぐに包丁が届いた

お給料が入ったので早速送金。二日後には手元に包丁が届きました。
ピン留めできる鞘付きです。


早速刃を触ってみます。
・・・
・・・・
・・・・・

細かい番手で研いだ刃がついていますな!
爪にあててみると引っ掛かりが全くありません。滑ってしまいます。
でも新聞紙を試し切りしてみると、スゥーっと切れます。

高村の吸い付くようなバッキバキに研ぎ澄まされた刃とは全く別物ですね。

柄の部分については特筆する点はないんだけど、まさに業務用、仕込み専用って感じのシンプルな作り。

実際に食材を切ってみたけど、ストンストン切れる感じ。
スパスパとは違うというか。 
これは・・・
良い買い物をしたなぁ。

あとは僕自身の研ぎスキルを向上させないと・・・。

お金に余裕ができたら8000番の砥石が欲しいze☆



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