納期4年待ちのフライパン

 魔法のフライパンをご存知?

三重県は桑名郡の錦見鋳造が製作する鋳物製フライパンでございまする。



桑名と言えば鋳物の生産地で有名ですな。


日本2大鋳物は南部鉄器と山形鋳物と言われているようですね。
南部鉄器はいくつか持っているけど、山形鋳物は知らんかったdeath。

そういや昔住んでいた埼玉県川口市も鋳物で知られる街。マンホールの蓋って鋳物製だったはず。建築材料の卸会社に勤めていた時に取り扱った記憶があります。



遡ること数年前。

当時の僕は鉄板・フライパンにこだわっていて、色々なモノを触って使って材質を調べていました。
とにかく美味しいステーキを焼くことに夢中だったあの日。
そんな時に出会ったのが錦見鋳造が作る「魔法のフライパン」
すでにメディアが取り上げていたらしく注文が殺到。納期は4年とされていました。
(※バーミキュラのホーロー鍋が話題になった頃と同時期

ネーミングがダサいですよね。なんというか。平日の昼間にやっている胡散臭いTVショッピングのような商品名。

でも熱伝導率の高さや、一般的な鋳物フライパンに比べて軽い点が気に入りました。
今でこそ板厚1.5㎝の鋳物フライパンてアチコチで見かけるけど、おそらく錦見鋳造がパイオニア的存在ですから。(知らんけど
僕がオーダーした時はバーミキュラもフライパンはラインナップされていなかったし、鋳物といえばダッチオーブンかスキレットだったからね。


オーダーしたのが2020年5月。

先日、2023年4月15日に商品の用意が出来たとメールがありました。
予定納期より約1年早まりましたね。おそらく競合商品が増えたことで顧客が分散したんでしょう。

と、まぁ。
年度の始まり&弟の結婚式を目前にして極度の金欠状態に入っている僕としてはお財布にイタいタイミング。
ツラいねぇ。人生、思い通りにいかないねぇ。

でも。用意できちゃったんだから仕方ない。何とか費用を捻出して3年待ったブツが届きましたよー。


いざ開封ぅぅぅぅ!


あ。その前に。これね。オーダーしてから気づいたことなんだけど。
この魔法のフライパンは、一般的なフライパンと異なるの点が「鋳物製」だけじゃなくて、「底径が極端に小さい」んです。いわゆる炒めパン的な立ち位置になると思います。
ステーキや餃子のように焼き目をつける料理では底面が狭いので多く焼けません。使えなくはないけれど、そういうのは別のフライパンや鉄板、スキレットで作った方が美味しい焼き目がつくと思います。

では開封ぅぅぅ



自分が知っている鋳物と質感が違う!
スキレットとかダッチオーブンって。なんかこう。デコボコというかザラザラ質感やん?
これ結構スベスベ質感ですよ。ツルツルではない。スベスベ。

そして軽い!IH用のフライパンと同等の重さじゃないかな。
ガス火専用フライパンより重いけれど、IH用を使っている人なら問題なく振れる重量。
あ、ちなみにフライパンのサイズは28cmです。

鉄製フライパンと比較して熱伝導率が良いらしいので、料理の仕上がりが楽しみです。


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